「妄想にふける」「妄想をたくましくする」など、根拠もなく、あれこれと想像することを、「妄想」といいます。
もともと「妄想」は、仏教語で、「執われの心によって、真実ではないものを 真実であると誤って考えること。その誤った考え」という意味があります。
また、「妄想することなかれ」という言葉があり、「妄想などせずに、今やるべきことをしなさい」と説いています。
インターネットなどで、様々な情報が得られる現代社会ですが、信仰においては勿論のこと、全てにおいて、妄想をたくましくすることなく、執われのない心で物事を見ていきたいものです。