「道楽者」「道楽息子」「食い道楽」「着道楽」というように、「道楽」は、本業を忘れて趣味を楽しむことや、遊興にふけること、などの意味で使われます。
これは、もともと仏教語です。
「楽」には「願う」という意味があり、「道楽」とは、「仏道を求めようとする願い」のことをいいます。
また、仏道を修めて得られる楽しみ、即ち、法楽の境地をも意味します。
現在では、自堕落な印象のある、あまりよくない意味で用いられることの多い「道楽」ですが、お釈迦様が示された仏の道を本来の意味である、歩む楽しみをもって、学んでいきましょう。