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トップページ今までに紹介した言葉語源その27「果報」

  語源その27「果報」  

「果報は寝て待て」「果報者」など、「果報」とは、一般に、幸運に恵まれることをいいます。
これは、もともと仏教語で、前世の行いの「結果」として、現世で受ける「報い」を意味します。
初めは、中立的な言葉でしたが、徐々に、好ましい場面ばかりに用いるようになりました。
仏教は、善い行いは、楽をもたらし、悪い行いは、苦をもたらすことを説きます。
多くの人と共に生きる私たちは、毎日の生活の中で、利己的な悪い行いを戒め、利他の心で、善い行いをする。
この積み重ねが大事だと心得ましょう。