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念仏宗【念佛宗】三寶山無量壽寺 暮らしの中の仏教語

念仏宗の総合案内 サイト更新日2024-11-16
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トップページ今までに紹介した言葉語源その24「所詮」

  語源その24「所詮」  

「所詮、叶わない夢だから」「所詮、私なんかにはできそうにない」などというように、「所詮」は、多くは否定的な語句を伴って、「最後に行き着くところ」「結局」という意味で使われます。
これは、もともとは仏教語で、「経典で説き明かされる内容」つまり、「釈尊の教え」を意味します。
「所詮」の意味が、「最後に行き着くところ」に転じたことには、仏教の説く教えが、真実であることを感じさせられます。
「所詮できない」「所詮無理だ」などと否定してばかりでは、目的地に行き着くことは叶いません。
諦めることなく、力強く歩んでいく先にこそ、たどり着くべき目的地、極楽浄土が開けてくるのです。