「これを機縁にする」
「何かの機縁で変わる」など
「機縁」は、一般に、物事が起こったり、
ある状態になる、きっかけの意味で用いられます。
これは、もともと仏教語です。
「機」は人の資質、「縁」は条件の意味で、
仏の教えを受ける者の素質・能力(根機)と、
仏の教えに触れる原因・条件(因縁)をいいます。
「機」があっても、「縁」がなければ、
「縁なき衆生は度し難し(救い難い)」といわれ、
「縁」があっても、「機」がなければ、
聞く耳を持たず、成就しません。
両者が熟して初めて、衆生は救われるのです。
私たちは、幸いにも、機も縁も熟して、
人間に生まれることができました。
人間に生まれたからには、
人間として生まれた目的を
ぜひ、成就したいものです。
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